「着物リメイクをする場合、着物を持ってお店に相談に行かなければならないの?」というご質問があります。
まずはお気軽に、写メなどでお着物を見せていただき、メールやお電話などでご相談いただいてから、当店宛にお着物をお送りください。
ご希望を伺いながら、デザインのご提案とお見積もりをご用意させていただきます。
「かなりの年数が経っている着物や、特に高級な着物ではなくてもリメイクしてもらえるの?」
経年劣化で、お着物の糸が弱る場合がありますので、お客様ご自身の手で触れて、繊維が弱っていないか確かめてください。
素材の状態によっては、触れた時点で破れたりすることがあります。そういった場合はリメイクすることが難しいものとなります。
また虫食いなどが多い場合は、裁断することができないこともありますので、あらかじめご確認ください。
もちろん高価なお着物かどうかに関わらず、普段使いのお着物もリメイクの幅が広く、大いに活用することができます。
(↑↑ 60年以上前の花嫁衣装の肌襦袢)
汚れはかなり合ったものの、洗い張りの加工をしていただき惚れ惚れするような美しい反物に戻りました。
場合によっては洗い張りの技術でも落とし切れないカビやシミなどが合った場合でも、汚れの部分をさせて裁断することもできますので、あきらめずにご相談ください。
大切な思い出の詰まったお着物を、本当に心から着たいと思えるようなお気に入りの一着に仕立てるお手伝いをしています。
生まれ変わった特別な一着は、お守りのような存在で着る人を輝かせてくれます。