着物リメイクはシルエットが決め手

フランスアンティークにあるような、シルバーと淡いピンクの組み合わせの柄の帯に心がときめいて生まれたリメイクです。

いつもお世話になっているSさんが「着物だけでなく、帯も洗い張りできますよ」と何度もお声掛けくださったことがきっかけでした。

古い着物地や帯から、こんなにも心躍るようなカラードレスに生まれ変わるなんて!! リメイクを手がけた私自身も驚きました。

着物リメイクは、全身が着物で出来上がっていないと…という思い込みから解放され、スカートには広幅のドレス生地を使うことで帯の色に調和の取れたドレスが仕上がりました。

ドレスの印象が洗練されたものかどうか、というのはそのシルエットが決め手になります。

フランス式の立体裁断では、寸法による計算では生み出すことができないニュアンスを指先で表現することで表情豊かなシルエットを生み出すことができます。

お客様にとってお気に入りの大切なお着物を、オートクチュール仕込みの仕立てで世界中のたった一着のドレスにいたします。

もちろんドレスは綿密な仮縫いを行った上で製作しますから、ご自分の体と心にぴったりな仕上がりを楽しみにしていただくことができます。

輝くような笑顔が生まれますように*