着物は直線的で、デザインのバリエーションも少ない分、季節感を表したり、縁起物の柄を取り入れたり、色彩やお花で繊細さやダイナミックさを表したりとテキスタイルに魅力があるものが多いですね。
迫力があって力強い昇り龍の柄は、古い時代の着物の長襦袢を洗い張りの加工を施していただき新しく生まれ変わった反物です。
2024年は辰年ということもあり生地屋さんでも様々な龍柄の生地を見かけますが、なかなか迫力を感じ、かつシックに着こなせるような柄に巡り合うことがありません。
単純化した龍のモチーフや、ファンシーで可愛らしい龍、パンチのある派手な柄などが多いような気がしています。
生地としてインパクトがあったり、沢山売れることが重視されているからでしょうか。
古い着物の良さは柄の面白さや繊細さのほかに、肌馴染みの良い素材感が挙げられます。
木綿やシルクの純度が、現在の市販品よりも明らかに高いというのが手触りの心地よさから伝わってきます。
着心地の良さは、着る人の笑顔が自然と溢れますね。
開放感のあるアロハシャツは、リラックスしたシーンにピッタリ。
ルーチェ ニニフニでは思い出の詰まった着物、大切な人が大事にしていた着物を心を込めて洋服にリメイクしています。
着心地の良さや、立体感を大切にし、着る人の個性を引き立てる洋服作りにこだわっています。